2017年10月16日月曜日

わたしたちの声を国連へ~活用しよう!国連の人権保障システム~

わたしたちの声を国連へ
~活用しよう!国連の人権保障システム~




 これまで日本政府に対して出されてきた、数多くの国連人権勧告。これらは、日本で人権を守られていない当事者やその支援者が、地道に国連の人権保障システムを活用して引き出してきたものです。

 今年は「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案や日本の表現の自由の状況について、国連人権理事会の特別報告者が深い懸念を示しました。また、11月には同理事会の「普遍的定期的審査(UPR)」の日本審査で、日本の人権状況改善を求める多くの勧告が世界各国から出されることが見込まれます。

 国連「世界人権デー」(12月10日)を記念し、私たち「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会は、こうした国連の動きに当事者たちがどう関わってきたのかに焦点を当てながら、今後、より多くの市民が国連の人権保障システムを活用して日本政府に人権勧告の実現を迫っていく流れをつくっていくために、集会とパレードを企画しました。

 今年、日本政府が国連からどのような人権課題を示され、日本の市民たちが何を求めてきたのかを共有し、一人でも多くの方々と共に「国連人権勧告の実現を!」の声を上げたいと思います。ぜひご参加ください!

【日時】
2017年12月10日(日) 13:20~15:30(開場13:00)
※終了後、デモも行います!

【会場】
青山学院大学 本多記念国際会議場

-住所
東京都渋谷区渋谷4-4-25
-アクセス
JR山手線、JR埼京線、東急線、京王井の頭線、東京メトロ副都心線他「渋谷駅」より徒歩10分/東京メトロ(銀座線・千代田線・半蔵門線)「表参道駅」より徒歩5分
http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html


【プログラム】

●朝鮮高校生によるダンス

●基調講演  前田 朗さん(東京造形大学)「市民社会の声と国連人権勧告」

●個別アピール
 -日本における子どもの権利はどうなってるの?
 -朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!
 -日本でもできる個人通報制度

*基調講演講師・前田朗さんプロフィール*

~1955年札幌市生まれ。東京造形大学教授(刑事人権論)。日本民主法律家協会理事。国際人権活動日本委員会運営委員。東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会副代表。
 著書に『ヘイト・スピーチ研究序説』『「慰安婦」問題の現在』『黙秘権と取調拒否権』(以上三一書房)、『パロディのパロディ井上ひさし再入門』(耕文社)、『東アジアに平和の海を』(彩流社)など。近年は国連人権理事会や人権条約委員会などに参加し、ウォッチを続け日本の諸方面の活動に大きく寄与されている。
  
  
 ★☆★☆★☆★☆ 終了後、デモも行います!ぜひご参加ください!★☆★☆★☆★☆
  
 
【集会賛同のお願い】



「国連・人権勧告の実現を!実行委員会」では、様々な人権課題に取り組む個人や団体が、連帯して活動しています。日本社会の人権課題は、改善されるどころか、むしろ後退しているといっても過言ではありません。人権意識向上のため、世論に訴えていくことが重要です。ぜひ実行委員会の活動にご賛同をいただき、デモと集会へご参加いただければと思います。

●賛同者・賛同団体を募集しています。賛同いただける場合は、実行委員会までお知らせください。
-メール  jinkenkankokujitsugen@gmail.com
-FAX   03-3819-0467

●賛同金は一口1,000円です。団体の方はできるだけ複数口でお願いします。お振込先は次の通りです。
-加入者名 国連人権勧告実現
-ゆうちょ銀行から 振込口座 00100-6-264088
-ゆうちょ銀行以外から 019支店 当座 0264088
*振込手数料はご負担くださいますようお願いいたします。また、当日集会プログラムに賛同者のお名前を掲載させていただきますが、掲載を希望されない場合はその旨お知らせください。領収証の発行が必要な場合も、その旨を実行委員会までお知らせください。

●賛同お申し込みフォーム

お名前               
連絡先(住所またはメールアドレス)                        
賛同金 (   )口 (        )円

【主催】
国連・人権勧告の実現を!実行委員会
青山学院大学人権研究会
E-mail:jinkenkankokujitsugen@gmail.com
URL:http://jinkenkankokujitsugen.blogspot.jp/
Tel:090-9804-4196(長谷川)

2017年9月23日土曜日

第23回学習会 どうなってるの? 国連の人権保障システム

第23回学習会 どうなってるの? 国連の人権保障システム



 今年5月18日、国連人権理事会の特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏が、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案について、「成立すればプライバシーや表現の自由を制約する恐れがある」と懸念を示す書簡を安倍首相に送りました。また5月30日には、国連人権理事会の特別報告者デービッド・ケイ氏が、日本の表現の自由を調査した報告書を発表しました。日本政府はこれらについて、ケナタッチ氏の書簡が「一方的に出された」、ケイ氏の報告書は「我が国の立場を十分に反映していない」などと抗議しましたが、そもそも国連人権理事会の特別報告者制度とは、一体どのようなものなのでしょうか。

 また、これまで日本政府は、人種差別撤廃委員会や女性差別撤廃委員会など、数々の国際人権条約機関から日本の人権状況を改善するよう様々な勧告を受けてきました。今年11月中旬には、国連人権理事会の「普遍的定期的審査(UPR)」の日本政府審査も予定されています。

 国連の人権保障システムが大きな注目を集めている今、私たちは改めてそのシステムと活用方法について学ぶため、国連の人権保障システムの発展と活用に尽力されてきた国際人権団体である「反差別国際運動(IMADR)」にて長年活動されている小森恵さんを講師にお招きし、お話を伺います。貴重な機会をどうぞお見逃しなく!

*チラシのダウンロードはこちらから!

◆講師 小森恵さん(反差別国際運動(IMADR)事務局長代行)

◆日時 2017年11月2日(木) 18:30~20:30

◆会場 連合会館 5F 501会議室(千代田区神田駿河台3-2-11)
http://rengokaikan.jp/access/
千代田線・新御茶ノ水駅 B3出口(徒歩0分)
丸ノ内線・淡路町駅 B3出口(B3出口まで徒歩5分)
都営新宿線・小川町駅 B3出口(B3出口まで徒歩3分)
JR中央線/総武線・御茶ノ水駅聖橋口(徒歩5分)

◆参加費 500円

◆主催 「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会
-E-mail     jinkenkankokujitsugen@gmail.com
-Blog       http://jinkenkankokujitsugen.blogspot.jp/
-Facebook   https://ja-jp.facebook.com/jinkenkankokujitsugen
-Twitter    https://twitter.com/unjinken (@unjinken)

第22回学習会の報告

第22回学習会の報告


◎タイトル「表現・報道の自由の現状は」
◎講師 永田浩三さん

 永田さんの講演は、最新の情報や、話題になったことも交え、分かりやすく、納得いく内容のお話だった。

 まずは、自己紹介としてかつて、安部総理がNHKの慰安婦番組に介入し、番組改竄を指示したときの当事者であったことから話し始め、今その安倍政権の異常さは究極なところまできているが、メディアが追求しないことが大きな問題だと指摘。そして、国連総会でのトランプと安部の戦争の危機を煽るような発言を紹介したが、安倍の発言のときは、空席が目立っていたと。憲法は平和を愛する人との国境をこえた協力を唱い、ドイツのメルケル首相等からは、あくまでも対話による解決に尽力すべきで、その責任を引き受ける用意があると発言があり、韓国の文大統領は、演説の中で平和という言葉を30回も使って危機打開を訴えた。北朝鮮のミサイルは石破自民党議員も言っているように、日本の上空侵犯でもなく、アメリカに向けられたものなのに、まるで日本が戦争危機にあるような雰囲気が作られ、大学にも対策の報告要請が来ているとのこと。かつて信濃毎日の記者だった桐生悠々は、「訓練は無意味だ、外交で戦争させないことが大事。」と言って、陸軍の怒りを買い新聞社を去ったが、その意思は今にも受け継がれ、先日の朝鮮学校判決についての信濃毎日の社説はすばらしかった、と紹介があった。まとめてみると、専門知識のないコメンテーターが登場し恐怖独裁者の意図に沿って発言するなどメディアが危機を煽っていると言える。

 しかし、たった一人でも声を上げる人が出てきた。亡くなった加藤周一さんは「同級生の死を二度とふたたび殺してはならない。小さな私は世界と同じ重みがあるのだ。」と言った。 長崎の原爆忌では、安倍総理にたいして「安倍帰れ、どこの国の総理だ。」との声が飛んだ。東京新聞の望月記者は菅官房長官に防衛予算などが国会の論議を経ずに作成されていることなどを鋭く追求して、官邸に睨まれている。今、官邸は記者の質問の人数と時間を制限しようとしているが、記者クラブが同意するなど問題だ。また、加計問題を告発した元文部官僚の前川さんは夜間中学や朝鮮学校にも暖かい目を注いできたが読売などからの攻撃もうけてきた。メディア間では、政権を追求する側とすり寄る側の激しい争いも起きている。官邸側のコメントを言ってきた山口元TBSワシントン支局長のレイプ事件は、逮捕直前まで行きながら、直前で釈放された。ここには元菅官房長官の議員秘書で警視庁刑事部長だった中村格の指示があったと思われる。政暴走の本質である政治の私物化とそれとは反対の公共性の衝突が起きている。

 今年の5月に強行採決された共謀罪は現代の治安維持法と言われているが、かつて横浜事件と言われた冤罪事件では、共産党の謀議容疑で中央公論と改造社を潰す目的で、旅館で同宿していた多数を逮捕、拷問で死者も出した。次は朝日、岩波が狙われる予定で、政府に批判的な言論封じの目的に使われた。横浜事件の遺族である、木村まきさんはこのような事件を2度と起こさせないために、今、国会前の「共謀罪」反対行動に参加し、また、この事件についての資料は焼却されたことにも疑義を唱え、1986年から第4次再審請求まで23年間訴訟を続けている。「共謀罪」成立によってどのような社会がやってくるのか。無理筋の最たるものが「戦争」だが、権力の側は国家に反逆しかねない人たちを監視し、その団体にはスパイを送り込み扇動させて警察に通報するなどまで行う。今行われている脱原発や基地反対、環境問題、PTAや労働組合、政党などにまで網をかけて監視するだろう。2016年4月に国連特別報告者のディビッド・ケイさんが来日したときに関わったが、関係者のヒアリングの中から、日本の表現・報道の現状に危機感を持っていた。日本政府は、拉致問題では国連に訴えるが、言論の自由やプライバシー権では冷笑し、無視すると言うダブルスタンダードな立場をとっている。憲法21条は表現や報道の自由を謳い、放送法では「政治的な公平性」が書いてあるが、政府はそれを悪用して政権に批判的な報道規制を図った。元朝日新聞記者植村さんや朝日新聞に対する安倍総理自らが国会で追及したようなことをディビッドさんは由々しきことと指摘し、面会したジャーナリストの多くが政権ににらまれないように匿名を希望した現実に驚き、ジャーナリストの連帯の必要を示唆した。反ナチ運動の指導者ニーメラーさんの1946年ごろのあまりにも有名になった詩の引用。「ナチスが共産主義者を攻撃したとき私は声を上げなかった。なぜなら私は共産主義者ではなかったから、~~~~~~、そして私が声を上げたとき私のために声を上げるものは誰一人残っていなかった。」

 この夏、NHKの戦争特集番組は好調だったようだが、それにはNHKの会長の交代などいろいろ考えられるが、チームとしての継承性があることも事実だ。公共財としてのメディアは、困っている人、声を上げられない人のために寄り添い、調べ、読み込み、論を立て、伝えるという作業が大事だ。それは憲法13条「個人の尊厳と幸福の追及権」の保障でもある。

 最後に1950年のヒューレット・ジョンソンの言葉が引用された。「百万の署名は彼らを激怒させるだろう、千万の署名は彼らを混乱させるだろう、そして、億の署名は彼らを沈黙させるだろう。」

 講演の後は、多くの参加者から質問や発言が出され、活発な意見交換が行われた。

2017年8月18日金曜日

第22回学習会 表現・報道の自由の現状は?

第22回学習会 表現・報道の自由の現状は?



安倍政権のもとで、日本の「表現・報道の自由」は大きく歪められてきました。国連の人権委員会から、何度も「表現・報道の自由」の侵害についての懸念が表明されています。安倍晋三首相は、これまでの高い支持率を背景に「従う義務なし」と閣議決定までして、国際社会の批判を無視し続けてきました。

 しかし、文部科学省の前川前事務次官の発言を皮切りに、森友学園、加計学園の友だち優遇政治・不誠実な対応、また閣僚の不適切な発言などで、安部政権は大きく支持率を下げ、マスコミも批判報道をはじめています。

 第22回「国連人権勧告の実現を!」実行委員会の学習講演会は、元NHKディレクターで現在武蔵大学で教鞭をとられている永田浩三さんをおよびして、「表現・報道の自由の現状は?」というテーマでお話いただきます。国際社会から日本がどのように見られているのか、安倍政権下における言論統制の手法について、生々しく語っていただきます。

 どなたでも参加いただけますので、ぜひご参集ください。

*チラシのダウンロードはこちらから!

◆講師:永田浩三さん(武蔵野大学教員・元NHK職員)

◆日時:2017年9月22日(金) 18:30~20:30

◆会場:連合会館 5F 501会議室
(千代田区神田駿河台3-2-11)
http://rengokaikan.jp/access/
千代田線・新御茶ノ水駅 B3出口(徒歩0分)
丸ノ内線・淡路町駅 B3出口(B3出口まで徒歩5分)
都営新宿線・小川町駅 B3出口(B3出口まで徒歩3分)
JR中央線/総武線・御茶ノ水駅聖橋口(徒歩5分)

◆参加費:500円

主催:「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会

連絡先(Mail): jinkenkankokujitsugen@gmail.com
Blog:      http://jinkenkankokujitsugen.blogspot.jp/
Facebook:  https://ja-jp.facebook.com/jinkenkankokujitsugen
Twitter:   https://twitter.com/unjinken

2017年5月30日火曜日

第21回学習会  福島を離れて -国連人権理事会特別報告者 アナンド・グローバー勧告の5年目-

第21回学習会

福島を離れて -国連人権理事会特別報告者 アナンド・グローバー勧告の5年目-


 松本徳子さんは、子どもの健康を守るため福島県中通りの郡山市から神奈川県内に避難。事故直後は卒業間近の娘さんと東京に一時避難、福島帰還後腹痛・下痢・鼻血など娘さんの体調変化から自主避難を決意。当時のゼロ歳児は小学生に、小1生は中学生に、小5生は高校生になった。これまで周囲の無理解、持って行き場のない国や東京電力への不信や怒り、これからの生活や家族の健康に募る不安、奪われる子どもの未来、原発事故避難が引き起こす諸々のできごとをのりこえ、家族の生活を取り戻す、松本さんのことばに耳を傾け、その協同の働きにかかわりたいと願います。

 「避難の協同センター」は、貧困対策・自殺防止・シングルマザー支援などを行ってきた市民団体とも連携し、避難者たちの相談をうけ、住居や生活、法律に関してのアドバイスを提供し、また必要な支援につなげています。

*チラシのダウンロードはこちらからどうぞ!
 
◆講師:松本徳子さん(避難の協同センター 代表世話人)
  
◆日時:2017年6月13日(火) 18:30~20:30
  
◆会場:中野区立商工会館(中野区新井1-9-1)
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/162000/d002457.html
JR中央線/総武線、東京メトロ東西線・中野駅北口(徒歩8分)
サンモール、ブロードウェイを抜けた早稲田通り沿い

◆資料代:500円

主催:「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会

連絡先(Mail): jinkenkankokujitsugen@gmail.com
Blog:      http://jinkenkankokujitsugen.blogspot.jp/
Facebook:  https://ja-jp.facebook.com/jinkenkankokujitsugen
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